ご挨拶

私がこの業界に入ったきっかけは、父の骨董品の販売のお手伝いでした。
ある商店街に昔からある骨董店。「いつも閉っているのになんで潰れないのだろう。。」
いつも疑問に思っていました。
父の骨董品の販売を手伝いを始めてから数週間後、骨董仕入れの道具市場のようなところに同行しました。その日、ある日疑問に感じたことが、全て解決しました。この古物業界では、道具市場を通してめまぐるしく骨董品が売買されていたのです。道具市場で物品を販売している業者さんにどこで荷物を集めるのかと聞くと、「田舎の古い家を一軒一軒尋ねて買い取るんだよ」と言われました。私は、その一言に衝撃を受けました。流れるようにセリで販売される商品にはその人の想像もできないくらいの労力がかかっていたのです。

私はその言葉を信じてその日から約1年半、小さな商用車に乗り長野県、群馬県、石川県の小さな古い村の家を一軒一軒訪ねて歩きました。訪問先には、古いものを売りたい人というよりは、家の中を片付けたいという高齢者の方が多くいるということに気づきました。
数週間後、骨董品を集めるというよりは、御高齢の方の家の片付けをする毎日に変わり、色々な地域の方とふれあいようになり、各訪問宅の方々に夕食を招待されるようになり「人の物品に対する価値観」を各地域の方々から学びました。
そしてある日、よく訪問していた商店街の長老から「一人でこの地域の商店街全部の家の不用品を片付けてくれ。」と無茶な依頼を頂き、2カ月間、一人で死ぬ物狂いで捨てるものは全て分別仕分けをして廃棄業者さんを手配して処分し、買取したものは東京に戻りリユース市場と骨董市場で販売しました。
この時から、人々の不要品はまだまだ再利用し販売することができる。と確信から自信に変わりました。

時は流れ数年後、私は中間処分場を電話帳で調べて、スーツを着て営業に回るようになっていました。
言うまでもなく現在の弊社のリユースシステムの始まりは、小さな田舎村から生まれたものです。 田舎村で培った私の経験は現在でも弊社のリユース魂の根底にあります。「流通可能な商品はとことん買い取る!」

弊社の国内最高の買取システムを是非、ご活用下さい。

代表取締役 高鉾 龍

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